今回は世界ランク1位の「樊振東」選手が使われていたと噂の「インフィニティビスカリア」のラケット詳細と使用感を紹介します!
インフィニティビスカリアとは?
2022年現在、樊振東選手はバタフライと契約し、FZDシリーズのラケットが登場しましたが、その前まではSTIGAと契約をし、名目上では「インフィニティ VPS V」を使用していると言われていました。
「インフィニティ VPS V」は、5枚合板で軽量でありながらも、パワーの伝導とコントロール性能のバランスに優れたラケットなので、キョウヒョウなどの粘着ラバーでも相性の良いラケットです。
しかし、樊振東選手が使っている実際のラケットをよく確認すると、ブレードの構成に青と黒のカーボンのような素材が入っているように見え、フォア面ブレード下左右にある「Infinity VPS」という文字がありません。
樊振東選手が実際に使っていたのは、「インフィニティ VPS V」グリップと「ビスカリア」ブレードが合体した「インフィニティビスカリア」だったと言われています。
それでは実際のラケット「インフィニティビスカリア」を見ていきましょう。
ラケット外観
通常「ビスカリア」のブレードに「インフィニティ VPS V」のグリップを付けて改造をしたとしても、グリップの形が合わず不恰好になるのですが、このラケットはビスカリアのブレードと完璧にマッチしています。
今回手に入れたインフィニティビスカリアはマスターグリップモデルで、通常のビスカリアと比べると少し細い印象を感じました。
「インフィニティビスカリア」使用感
ラバーはフォアに「省狂ブルースポンジ」、バックに「ディグニクス80」を使用。
グリップ部分は「インフィニティVPS」の少し細いタイプですが、それ以外の部分はバタフライの「ビスカリア」になります。
アウターカーボンでありながら、玉持ちの良い打球感で直線に球が行くのではなく、少し山なりに入る印象はビスカリアそのものですね。
「樊振東」選手が使っていたという優越感を味わいながら卓球を楽しめるというのがこのラケットの醍醐味になるのではないでしょうか。
最後に
今回は世界ランク1位の「樊振東」選手が使われていたと噂の「インフィニティビスカリア」の紹介でした。
元々樊振東選手はビスカリアを使用してましたが、STIGAとの契約により広告塔になる必要がありました。
そこで「インフィニティ VPS V」のグリップをつけた「ビスカリア」を使ったことにより、STIGAの広告塔になりつつ、今まで通りの成果を発揮できたのではないでしょうか。
現在樊振東選手が使っているラケットは、バタフライで発売されている「樊振東 ALC」です。(厳密に言うとビスカリアゴールデンの板構成になっている特注モデルだそうです)
樊振東選手と同じラケットを使いたいという方は「樊振東 ALC」を検討してみてはいかがでしょうか?